福島県二本松市の農園では、いま、イチゴの収穫が本格化しています。

真っ赤に実った「イチゴ」。朝早くからイチゴの収穫が行われているのは、二本松市の観光農園「まるなかファーム」です。11月末から収穫が始まり、16日朝は300キロを収穫するなど、徐々に本格化しています。

現在は、贈答用のイチゴがメインで、収穫されたイチゴは1粒1粒丁寧にパック詰めされていきました。まるなかファームによりますと、今年は猛暑などの影響で去年に比べて色づきが1週間程度遅いものの、甘くておいしいイチゴに仕上がっているということです。

今後は、去年誕生した県のオリジナル品種「ゆうやけベリー」の収穫も始まり、本格的なイチゴシーズンのスタートです。

まるなかファーム・佐々木澄江さん「出来は例年通り、甘味も強くて大粒で大変満足。多くの人にイチゴのシーズンを楽しんでいただければと思う」

まるなかファームでは、イチゴの収穫は5月中旬まで続き、1月ごろからは直売所や道の駅などでも販売される予定だということです。