佐々木夢夏アナウンサー「紅葉が見ごろを迎える会津若松市の御薬園。きょうからは冬の風物詩雪吊りの作業がはじまりました」

15日の福島県内は、朝から広い範囲で気温が上がり、最高気温は会津若松市で18.8℃、福島市で18.4℃など、多くの地点で10月並みの暖かさとなりました。

こうしたなか、会津若松市の御薬園は、ひと足早く冬の装いに。始まったのは、雪の重みから木の枝を守る雪吊りの作業です。樹齢500年を超えるハイビャクシンやゴヨウマツなどに職員が支柱から放射状に縄を取り付けていました。

御薬園・小林賢庭園管理長「今年は例年になく暑かったがだんだん寒くなってきてやっとこの時期が来たかという感じ」

今年は、このところの暖かさで葉の色付きが遅れたため、雪吊りと紅葉の共演も楽しめるということです。

台湾からの観光客「きれい。日本のこのスタイルは台湾にはない」
神奈川からの観光客「昔からこうやってずっとやってきて、今もこれが続いているというのが素晴らしいですね」

「雪吊り」の作業は、11月末まで続き、園内にある33本の木々は、冬支度を整えます。