東京電力は14日、福島第一原発で通算9回目となる処理水の海への放出が完了したと発表しました。

福島第一原発では9月26日から今年度5回目、通算で9回目となる処理水の海への放出を行っていて、東京電力によりますと、14日午前11時59分にすべての作業が終わりました。量はこれまでと同じで、予定通りのおよそ7800トンが放出されたということです。

東京電力は今年度、およそ5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する予定で、これで今年度は残り2回となります。