今年は特に台風が猛威を振るう中、注意をしたいのが「水に浸かった電気製品」です。

NITE=製品評価技術基盤機構が行った実験です。台風や大雨で住宅の中が浸水してしまうと、電気製品も水に浸かってしまう場合があります。

その後、見た目は乾いているように見えても、そのままコンセントに差して電源を入れてしまうと…。

「バンッ」

NITEによりますと、水に濡れた電気製品の内部には、水分や泥などが残っていることがあり、中の基板から発火してしまう恐れがあるため、注意を呼びかけています。濡れた外側だけ拭けば大丈夫だろうとつい考えてしまいますが、このような通電火災には気を付けないといけません。NITEでは、水没した電気製品から異音や異臭がした場合はすぐに使用を中止するよう呼びかけています。

また、災害による停電時に活躍する「携帯発電機」。災害時の非常用電源としてお持ちの方もいると思いますが、こちらも使い方を誤ってしまうと一酸化炭素中毒に繋がるおそれがあります。