再開した旅館 目玉は「浜焼き小屋」

旅館の再開に向け、7月、松川浦沿いに新しい建物が完成。設けられた8つの客室は、以前よりも広く、家族連れが利用しやすいようになりました。生まれ変わった旅館で一番の目玉だという場所に案内してくれました。

井上アナ「ここはどんなスペースなんですか?」
管野さん「ここは浜焼き小屋です」

近くに建てられたのは、宿泊客が利用できる「浜焼き小屋」。管野さんにとって浜焼きは“復興の象徴”です。管野さんは、休業中、ほかの旅館と浜焼きのイベントを行い、観光客を松川浦に呼び戻そうとしてきました。

管野さん「松川浦の浜焼きって、大きいカレイとかを丸ごと1匹、1本で刺してここで焼き上げるスタイル。食べるのもおいしいけど、体験して松川浦を楽しんでいただきたい」

地震を乗り越え、旅館を再開させた管野さん。観光客でにぎわう松川浦の姿が戻ってくることを願っています。

管野さん「コロナだったり、地震だったり、大変な時期はあったが、今後は松川浦の魅力を県内外に発信して、たくさんのお客さんに来てもらえたらいいなと思う」