福島県郡山市で開かれている「郡山うねめまつり」。会場から中継でお伝えします。

【中継・佐々木夢夏アナウンサー】
郡山市のうねめまつりの会場です。今年はうねめまつりの60周年、郡山市制の施行100周年と、節目の年ということで、一層の盛り上がりを見せています。

午後6時半から、祭りのメインイベント「うねめ踊り流し」が始まりました。涼しげな浴衣を見にまとった踊り手の皆さんが、およそ1キロの距離を華やかに踊りながら練り歩いています。

1日から始まった「郡山うねめまつり」は、春姫の悲しい恋の伝説「うねめ物語」をもとに始まった、伝統のお祭りです。60回目の開催となる今年は、2日と3日の2日間で「うねめ踊り流し」にのべ65団体およそ4200人が参加します。去年よりも600人ほど多い人が参加する予定で、当日の飛び入りもOKだということです。

なかまち夢通りなどには、およそ100店の出店が並び、食欲をそそる香りが漂っています。また、今年は采女伝説にゆかりのある奈良県の采女神社の絵馬も駅前広場で販売されています。どの絵柄も、縁結びのご利益があるそうなので、ぜひお気に入りを探してみてください。

今年一番の目玉はエンディングステージ「采女ドンドコ」です。采女ドンドコは、郡山市制施行100周年と、うねめまつりの開始から60周年を記念して作られた「愛」を表現した祭りのテーマソングなんです。

郡山市出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さんプロデュースのもと、俳優の西田敏行さんや、歌手のGRe4N BOYZなど、郡山にゆかりのある著名人の協力を得て作られました。

2日は、俳優の箭内夢菜さんも会場に来ていて、踊り子や観客、みんなで采女ドンドコを歌って踊って、フィナーレを迎えます。