福島市は、冷却塔から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたため、空調設備の使用を停止していた福島市音楽堂、働く婦人の家、勤労青少年ホームについて、安全が確認されたとして、26日午後3時から空調設備の使用を再開したと発表しました。

福島市によりますと、福島市入江町にある音楽堂、働く婦人の家、勤労青少年ホームの複合施設では、7月17日に、空調設備に供給する冷却塔から、最大で基準値の約23倍のレジオネラ菌が検出され、18日から空調設備の使用を停止しました。このため、20日に音楽堂で予定されていた「心ふれあい音楽鑑賞教室」は中止となりました。

その後、冷却塔の清掃や消毒を行い、25日に環境分析研究所による再検査を行ったところ、基準値未満となり、安全が確認されたため、26日午後3時から空調設備の使用を再開したということです。