SNSで知り合った外国人男性から送られたうそのメッセージを信じた女性が、200万円をだまし取られる被害にあいました。
被害にあったのは、福島県相馬市に住む自営業の50代の女性です。
警察によりますと、今年3月15日、女性はSNSで外国人男性と知り合い、約3か月間、メッセージアプリでやり取りを続け、会ったことがないまま結婚する話になりました。
外国人男性は、海外の仕事先から「クレジットカードと携帯電話を紛失したので、あなたの口座を入金口座として使用させて欲しい」などとうその話をし、それを信じた女性は、口座番号を教えました。
その後、海外の銀行から女性に連絡が入り「入金されるドルを日本円にする手数料が発生する」などと言われ、女性は6月20日から7月5日の間に、手数料として3回にわたり約150万円を指定された口座に振り込みました。
さらに、海外の銀行から「振り込みに使用した口座に不正があった」などとうその連絡があり、その話を信じた女性は、口座変更に必要な金額の一部として50万円を指定された口座に振り込んでしまったということです。
女性は、男性との交際や連絡に不安を覚え、警察に相談に訪れたということです。
警察では、SNSで知り合った見知らぬ相手から
・外国通貨を換金するため一時的に手数料を肩代わりしてほしい
・二人の将来のために投資でお金を増やそう
・荷物や現金を送るため手数料を支払って
など、お金の話が出た際には詐欺を疑い、すぐに警察に相談するよう呼びかけています。










