岩の間から朝日が昇ることで有名な宮城県の神割崎にまつまる民話がアニメ化され南三陸町で上映会が開かれました。

アニメのシーン:
「ちょうど村の境に大きなクジラが打ちあがった」

上映会には、町民ら40人ほどが参加しました。アニメは、日本の海にまつわる民話や伝承を伝える「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環で製作され、テレビ「まんが日本昔ばなし」のスタッフも加わりました。

南三陸町と石巻市にまたがる神割崎には、現在の石巻市との境界があいまいだった時代、浜に打ち上げられたクジラを巡る争いを神様が仲裁し、クジラと岬をまっぷたつに割ったという伝説が残っています。5分ほどのアニメは会場を和ませていました。

完成した作品の権利は、南三陸町に譲渡され今後ユーチューブでも公開されるということです。