銀次さん:
選手の使い方もすごくうまくて、やる気にさせるというか選手を。例えば、エラーとかして「ああもうお前使えないな」って、そこでパッと代えられて。
で、次の日スタメンで出てるとか(笑)。
熊谷アナ:
使わないからって言われた瞬間は、ムカッときたりとかしませんでしたか。
銀次さん:
自分たぶん普通に声に出して言っていたと思います。じゃあもう使わなくていいよって…(笑)。
小さい声で「じゃあ使わなきゃいいじゃん!」ってパーンと言ったりしました。たぶん聞こえてました。
でも次の日はちゃんとスタメンで出てました。それでちゃんと結果も残しました。

熊谷アナ:
そうなると、選手としても使ってもらったからには何かいいところを見せようとか、頑張ろうと思って。
銀次さん:
それはありました。そのとき自分も若かったから、バッと言ってしまった部分もあったので…。

銀次さん:
星野さん亡くなってから、毎年星野さんのお墓にはちゃんと行くようにしていて、オフになったら。去年12月にも行ってきました。
番組ディレクター:
じゃあ(引退を)報告されたんですか?
銀次さん:
そうです。はい。ちゃんとはらって、お花立てて。

恩師の叱咤激励に導かれた野球人生。銀次さん、次のステージがスタートしています。

【tbcテレビ ヒーローインタビューより】