能登半島地震は、8日で発生から1週間です。被災地の石川県には、お笑いコンビ、サンドウィッチマンが寄贈したトイレトレーラが到着し使用が始まりました。

トイレトレーラーは、避難所となっている石川県輪島市内の小学校に到着しました。水洗トイレが3基設けられていて、7日夜から使用が始まったということです。

避難所生活を送る人:
「水洗だしきれいだし、寒くないし、良いです」
「こっちの方がいい、あったかい」

避難所には、仮設のトイレが置かれていますが、数が少ない上、紙を流すこともできず衛生面の懸念が続いています。

避難所生活を送る人:
「便ができるのが手前しかないので夜は列になったりしている」
「人数に対して数が少ない」

トイレトレーラーは、サンドウィッチマンが開設した「東北魂義援金」への寄付でつくられ、2022年12月気仙沼市に寄贈されました。災害対応での活用は初めてです。被災地では、バキュームカーの巡回が追いつかない避難所もあるなどトイレ事情が依然として課題となっています。