東北新幹線の開通から6月23日で40年を迎えます。これを前に、JR東日本は、東北新幹線開業当時の塗装を施した車両の運行を9日から開始します。
阿部航介記者
「こちらが現行のE2系新幹線。今回、このE2系を新幹線開業当時の色に塗り替えた車両が登場します」

クリーム色の車体に緑色のライン。多くの人にとって、東北新幹線では、おなじみのカラーリングです。
開業した1982年から2013年まで運行していた200系新幹線。

それを再現した復刻車両は、現行のE2系新幹線を塗り替えたもので、東北上越新幹線開業40周年と鉄道開業150年を記念してJR東日本が企画しました。

JR東日本新幹線統括本部 帆苅寛マネージャー
「(東北新幹線は)40年間皆さまの思いも運んできました。古い思い出を思い起こして、みなさんにも乗車してもらいたい」
また、車内では1991年まで使用されていた駅の到着時に流れる「ふるさとチャイム」を聞くことができます。

復刻車両は、9日から当面の間仙台駅と東京駅の間を運行します。運行時刻や本数は前日の午後10時頃にJR東日本のホームページで発表されるということです。