宮城、秋田、岩手の3県にまたがる栗駒山で、ニッコウキスゲが見ごろを迎え訪れた人の心を和ませています。

ニッコウキスゲが見ごろになっているのは、栗駒山の中腹、標高およそ700メートルにある湿原「世界谷地」です。

ニッコウキスゲは、ユリ科の多年草で、朝方に花を咲かせ夕方にはしぼんでしまう一日花です。

梅雨の晴れ間が広がった21日は、多くの人が訪れ、エゾハルゼミの鳴き声や野鳥のさえずりが響くなか、山吹色の可憐な花々を楽しんでいました。

訪れた人:
「最高。すごくきれいで、景色もいい。気持ちがすっきりする。本当に癒される」

「ニッコウキスゲ最高。清々しい。風もちょっとあって気持ちいい」

栗原市によりますと、今年は今月10日ごろから咲き始め、平年並みに開花が進んでいるということです。

栗原市田園観光課・堀江仁主査:
「写真や映像だけでは伝わらない。この場に立ったからこそ、風の音や鳥の声などそれらを含めて楽しんでもらえる」

標高1626メートルある山頂付近。まだ雪が残る栗駒山に、初夏の訪れを告げるニッコウキスゲ。今月末から来月上旬まで楽しめる見込みです。