減少傾向にある宮城県内の畜産業の担い手不足解消につなげたいとしています。肉用牛の生産に携わる人材育成のため、県の公社とJAで連携して研修事業を行うことになり28日、協定を結びました。
締結式では、みやぎ農業振興公社の江畑正徳理事長とJA全農みやぎの大友良彦県本部長が協定書にサインしました。

協定は、畜産農家の後継者や新規就農を目指す人材の確保・育成を目的に結ばれたものです。研修事業は、去年4月からすでに行われていて、公社が管理する白石市の白石牧場では研修生2人を受け入れてきました。2人は、母牛を飼育し子牛を産ませ、その子牛を出荷する繁殖農家を目指して畜産の技術や経営について学びました。

村田巧さん(21):
「牛にあった種付けの仕方だったり、観察やエサやりの仕方だったり、色んなやり方をここで学ぶことができて良かった」
小堀吉史さん(21):
「この研修で1期生として迎え入れていただいたので、地域の畜産の中核を担ってリーダーとなるような存在になりたい」
28日は、研修を終えた2人に修了証が手渡されました。

JA全農みやぎ 大友良彦県本部長:
「今回修了された方々を含め、担い手の方々にしっかり寄り添い規模拡大、将来に向けた生産拡大ができる環境づくりにつとめたい」

県内の畜産農家は、2020年現在で2960戸と20年でおよそ5600戸減少しました。研修事業の継続により、減少傾向にある畜産業の担い手の確保が期待されます。







