東北最大の私立大学東北学院大学の卒業式が23日、仙台で行われ、学生たちが新たな一歩を踏み出しました。全員が参加しての卒業式は4年ぶりです。

仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台で行われた東北学院大学の卒業式は、学部ごと2回に分けて開催され大学院も合わせて2620人が門出の日を迎えました。

式では大西晴樹学長が「大学で学んだ成果や部活で培った力で世の中に貢献し、愛されるような人間になってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。

これに対し、卒業生を代表して工学部環境建設工学科の吉沢美香さんが答辞を述べました。

工学部環境建設工学科吉沢美香さん「これまでに学んできたことを存分に生かし、人々の豊かな暮らしのために真正面から向き合って力を尽くして行きたいと決意しています」

新型コロナの影響で、卒業生が全員が参加しての卒業式は4年ぶりです。

卒業生:
「素敵な友達と出会えてよかった」

「責任を持った行動ができるように頑張りたい」
「コロナ禍で思うように活動できなかったが、無事卒業できてよかった」

高校からの友人だというこちらの卒業生たちは。

「コロナ禍で会えない期間もあったが、離れていても心はひとつというか、つながっているんだと思った」

卒業生は友人との別れを惜しみながら新たな一歩を踏み出しました。