宮城県岩沼市内のスーパーで購入した刺身を食べた男性が、腹痛などを訴え、胃からアニサキスが見つかりました。県は食中毒と断定し、このスーパーに対し7日、一日生食用の魚介類の加工と販売を停止させる処分を出しました。
販売停止などの処分を受けたのは岩沼市藤浪のスーパーです。県によりますと、5日このスーパーで購入したイワシの刺身を食べた30代の男性が腹痛や吐き気、じんましんなどの症状を訴えました。男性が医療機関を受診したところ、胃から寄生虫のアニサキスが検出されました。
原因と考えられる食べ物がこのスーパーで購入したイワシのみだったことから県は食中毒と断定し、7日、一日生鮮魚介類の生食用での加工と販売を停止する処分を下しました。
アニサキスはイワシやサバなどに寄生していて県は、内臓の除去やマイナス20度で24時間以上の冷凍などを行うなどして予防を徹底するよう呼びかけています。







