1月20日は一年のうち寒さが最も厳しいとされる二十四節気のひとつ「大寒」です。宮城県七ケ浜町では、神職が「大寒みそぎ」を行い、冷たい海に入って身を清めました。

七ケ浜町の菖蒲田浜で行われた「大寒みそぎ」には、ふんどしや白装束を身にまとった県内の若手神職およそ20人が参加しました。

「大寒みそぎ」は神職が冷たい海で心身を清め、今年一年の無病息災を祈る行事です。参加者は、舟を漕ぐ動作で身を引き締める「鳥船行事」などを行ったあと、冷たい海に入り荒波に揉まれました。

南三陸町入谷八幡神社 榊拳秀さん:
「寒かったは寒かったが例年に比べると暖かかった。きょうの波のように穏やかな一年になるように祈っている」

県内の20日朝の最低気温は平年を上回り寒さが緩みましたが、神職たちは海水の冷たさに耐え無事にみそぎを終えました。