コロナ禍で長い間休止していた国際交流が再開です。日本と韓国の大学生による交流イベントが、仙台で開かれ互いの食文化を通して理解を深めました。
泉区の仙台白百合女子大学で開かれた交流イベントには、韓国のウソン情報大学で日本料理を学ぶ韓国人学生およそ10人が参加しました。

交流会では、韓国から持ち込んだ食材を使って、日韓の学生が一緒に餅をコチジャンや砂糖で甘辛く煮込んだ韓国の家庭料理「トッポギ」を作りました。

韓国の学生:
「美味しいです」

また、枝豆を使った宮城の郷土料理「ずんだ餅」も調理。韓国の学生たちは鮮やかな色合いに驚いていました。

韓国の学生:
「きれい、緑好き」

「ずんだ餅」を初めて味わった韓国の学生は…。
韓国の学生:
「思ったより甘くておいしい。見た目は苦そうだど思ったけど」

日本の学生もトッポギを堪能していました。
仙台白百合女子大の学生:
「マシッソヨ=おいしい」

ウソン情報大学は韓国で日本料理を学ぶことができる大学のひとつで、この春に卒業予定の学生たちは卒業制作で本格的な懐石料理などを作ったということです。

韓国の学生:
「仙台は自然が多くて来て良かった」

この交流イベントは、宮城の食材の魅力を広め、日韓の国際交流を促進しようと宮城県のソウル事務所などが企画しました。コロナ禍により、これまでほとんど交流できなかった日韓の学生たちは互いに理解を深めていました。








