東北の学術や芸術などの分野で顕著な功績を挙げた個人や団体を顕彰する河北文化賞の贈呈式が17日行われ、東北勢で初めて甲子園を制した仙台育英学園高校硬式野球部などが受賞しました。
72回目となる今年の河北文化賞は、5人と1団体が受賞しました。
このうち、みやぎ民話の会顧問の小野和子さんは、半世紀にわたって農山漁村を一人で回って、各地に伝わる民話を聞き歩き、記録した功績をたたえられました。

また、春夏を通じて東北勢で初めて甲子園を制した仙台育英学園高校硬式野球部も受賞し、須江航監督と当時主将の佐藤悠斗さんが登壇しました。

仙台育英学園高校硬式野球部 須江航監督:
「この108年の歴史、大正時代に始まったことが、令和4年に初めてなし得ることができたということは、私たちが努力したということだけではなくて、過去12回甲子園の決勝で敗れていった選手、監督、学校関係者東北6県の思いがあっての優勝」
河北文化賞は、東北の学術や芸術などの分野で顕著な業績をあげた個人や団体を顕彰するもので、毎年、1月17日に贈呈式が行われています。








