「4719」いったい何の数字でしょうか?これは仙台市内の男性の1日の平均歩数。全国平均に比べて2000歩少なく、仙台市民は肥満の傾向にあると指摘されています。こうした中、仙台市は16日から、スマホのアプリや企業と連動したウォーキングイベントを始めました。歩数や距離に応じてポイントが貯まり、様々な特典がついてくる仕組みです。
仙台市がスタートさせた「脱炭素ウォークイベント」。スマホで「SPOBY(スポビー)」というアプリをダウンロードし、仙台市のページを選択すると参加できます。あとは歩くだけです。

野口剛記者:
「今、歩いているだけですが、このように歩くだけで、ポイントが貯まるのでしょうか?」
仙台市健康政策課 岩上珠生主事:
「アプリをダウンロードして、スマホをもって歩くだけでポイントが貯まっていくんです」

イベントの対象は、18歳以上の仙台市民や仙台市内に通勤・通学する人で、アプリ上で自動的に距離や歩数が記録されます。
野口剛記者:
「100メートルほど歩いてきましたが、どのように歩いた距離やポイントがわかるのでしょうか」

仙台市健康政策課 岩上珠生主事:
「アプリ内で歩いた距離や歩数が表示されます」
距離や歩数に応じてポイントが貯まっていき、協賛している企業の食品やスポーツ施設の招待券が抽選であたる仕組みです。

こうした取り組みの背景にあるのが、仙台市民の慢性的な運動不足。2021年の調査で、20代から60代の男性の1日の平均歩数は▼4719歩と全国平均より▼2000歩少なく、肥満の傾向にあると言われています。もともと車移動が多いうえ、コロナ禍が運動不足を招いています。

仙台市健康政策課 飯間美香健康増進係長:
「生活習慣病を予防することにもつながりますので、これに参加していただいて健康管理に役立ててもらいたい」

このイベントは16日から2月19日まで実施されます。







