去年3月の地震で被害を受けた宮城県指定有形文化財、白石市の武家屋敷が修復を終えて、13日から再び公開されています。

白石市の武家屋敷・旧小関家は去年3月に発生した地震の影響で、屋敷の中の壁面に亀裂や外壁がはがれるなどの被害を受けました。

白石市市民経済部まちづくり推進課・斎藤貴之主幹:
「北側の入口は大きく亀裂が入りまして、全面壁の補修を行っています」

市はおよそ▼297万円をかけて改修し、13日から見学が再開されました。また、およそ30年ぶりに真新しいかやぶき屋根のふき替えもしていて、訪れた人は写真におさめるなどして楽しんでいました。

仙台から訪れた人:
「通るたびにまだかなとか、工事中の時にも見てたし、(再開できて)良かったなと思いました」
白石市市民経済部まちづくり推進課・斎藤貴之主幹:
「美しさと(屋敷の)素朴さを合わせもった武家屋敷、ぜひ楽しんでいただければなと思います」
白石市の武家屋敷・旧小関家は毎日午前9時から午後4時まで見学でき、先着で記念品や甘酒の振る舞いなども行っています。







