東日本大震災の発生から15年となるのを前に、宮城県南三陸町の町長だった佐藤仁さんが、町の復興を振り返るトークイベントが7日、仙台市内で行われました。

講演の様子を一部抜粋してお伝えします。

他の人に言えなかった“本当の気持ち”

佐藤さんは、震災当時の考えを次のように振り返りました。

佐藤仁 前南三陸町長:
「見渡す限りがれきだらけの中、この町って本当に再建できるのかと思った。
この言葉は、外に言っていないんです。
いわゆる当時、職員とか町民に、町長が本当に再建できのるかって言ったら、夢も希望もなくなっちゃうじゃないですか。だから言わなかった。
ただ、絶望は絶望でした」