東日本大震災で児童ら84人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校で、海外の研究者らを招いた研修が、4日に行なわれ、参加者が事前防災の大切さなどを学びました。

研修には、オーストラリアやアメリカなど11か国から、研究者や行政関係者ら15人が参加し、石巻市の担当者から大川小の津波被害について説明を受けました。

石巻市担当者:
「津波が来る1分前にここから高台に避難する行動を始めたが、結果的には84人が犠牲となった」

一行は、国際交流基金のインド太平洋諸国を対象とした研修プログラムに参加したものです。
震災の教訓を母国の政策に反映させることが目的で、津波の爪痕を残す校舎を間近で見ながら、防災への備えを学んでいました。

ナウル共和国の行政関係者:
「防災、備えを事前にやっておくべきと一番強く思っている。ナウルではこのような災害に見舞われた経験はないが、感情を突き動かされるような学びの体験だった」

一行は、3月7日まで日本に滞在し、神戸市でも防災の取り組みなどを学びます。