2024年の衆議院議員選挙で、対立候補に関するうその内容が書かれたチラシを配布したとして早坂敦元衆議院議員の陣営の運動員4人が書類送検された事件についてです。仙台地検は4人を不起訴としましたが、仙台検察審査会がこのうち2人を不起訴不当と議決していたことが分かりました。

この事件は2024年10月の衆院選で、早坂元議員の公設秘書の男性ら4人が対立候補に関するうその内容が書かれたチラシを配布したとして公職選挙法違反の疑いで書類送検されたものです。

仙台地検は2025年2月に4人を不起訴としていました。

これに対し、対立候補側が検察審査会に審査を申し立て、12月17日付でこのうち2人について「不起訴不当」と議決しました。

また、4人は名誉棄損についても不起訴となっていましたが、検察審査会はいずれも「不起訴不当」としました。理由について「捜査に不十分な点が認められる」としています。

仙台地検は「検察審査会の議決内容を精査し適切に対応する」とコメントしています。








