接種対象者は…?

接種の対象となるのは、今年度中に65歳になる人・60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害があり、日常生活がほとんど不可能な人。
そして今年度から5年間の経過措置として、その年度内に70歳や75歳などの人も対象となります。
70,75,80,85,90,95.100歳。また、今年度に限り100歳以上の人が、全員対象となります。
ワクチンの特徴
帯状疱疹ワクチンには2種類あります。
「生ワクチン」と「不活化(ふかつか)ワクチン」と呼ばれるものです。

このうち「生ワクチン」は、皮下に接種します。接種は1回です。病気や治療により免疫が低下している人は接種できません。
一方「不活化ワクチン」は、筋肉内に注射します。接種回数は2か月以上の間隔をおいて2回です。こちらは免疫の状態に関わらず接種可能です。
ワクチンの予防効果

どれくらいの予防効果があるのか、目崎医師によりますと、「生ワクチン」は接種後5年ほどで効果が切れる一方、「不活化ワクチン」は接種後10年程度の高い予防効果が見込めるといいます。

めざきクリニック 目崎亨医師:
「不活化ワクチンに関しては、2回接種で9割くらいの予防効果がある。10年くらいは予防効果を維持できるので、効果がしっかりしているので、不活化ワクチンをおすすめしている」








