12月3日、宮城県内は朝から厚い雲に覆われ、各地でどんよりとした曇り空が広がっています。今日この時点では本格的な寒気はまだ到来していませんが、日本海方面から規模の小さな低気圧が接近しており、今後天気が崩れる見通しです。
昼過ぎから広い範囲で雨に
朝の時点では県内では雨は降っていませんが、日本海方面から低気圧が東北地方に進んでくるため、この後も厚い雲が広がり続けます。

昼過ぎから夕方にかけては広い範囲で雨が降る見込みで、東部の陸上でも傘の出番がありそうです。

日中いっぱいで東部の雨は止んできますが、西部では上空の寒気が強まるため、雨が降ったり止んだりする不安定な天気が続きます。
夜には山沿いで雪へ

夜になると寒気がさらに強まるため、西部の山沿いでは降るものが雨から雪へと変わっていく見込みです。主に峠道を中心に、明日にかけてスリップに注意が必要となります。
日中も寒く

今日の最高気温は仙台で12℃の予想となっており、昨日よりも若干低い程度です。しかし日差しがほとんどないため、日中は昨日以上に寒く感じられそうです。また夜は寒気が強まってくるため、冷え込みが一気に進んでいきます。
明日朝の最低気温は仙台で1℃と冷え込みが強まる見通しで、今夜から明日にかけてはかなり空気が冷たくなります。
強風にも注意・警戒を 雨雲・雪雲シミュレーション






午後9時頃から明日にかけては、西よりの風が強まる見込みです。海上では暴風警報が発表される可能性もあり、強風に注意や警戒が必要です。





各地の天気

名取・白石エリアでは、日差しがなく昼過ぎから夕方にかけて東部でも雨が降るでしょう。午後9時以降は西風が強まってくる見込みです。

石巻エリアでも、昼過ぎから夕方にかけて広い範囲で一時的に雨が降りますが、特段雨の量が多くなることはなさそうです。

気仙沼・鳴子エリアでは、特に雨が降りやすくなります。夜遅く、東部では雨のままですが、山沿いでは雨から雪に変わるでしょう。

今後の見通し

明日から明後日にかけては、西部を中心に強い寒気の影響で断続的に雪が降る見込みです。峠道では積雪がどんどん増えていくような降り方になると予想されます。外出の際は傘を持ち、西部の山沿いを通行される方はスリップや積雪に十分注意してください。







