耳石ハンターの現場・その① 仙台朝市の「鮮魚店」

齋藤啓輔さん:
「新しい魚に出会いに来た」

親子で訪れたのは、70ほどの店舗が並ぶ「仙台朝市」。
新たな耳石を求め鮮魚店を巡るのも日課です。

食べたことがない魚を目当てに資料を確認しながら
店を見て回っていると。

店主:
「もっと大きいのあるけれどこのくらいのサイズでいい?」

齋藤啓輔さん:
「マナガツオというあまり見たことがない魚。初めて見た。見つけられてよかった」

主に瀬戸内海など西日本に生息する魚で県内での流通は多くありません。

店主:
「基本的には宮城であまりとれなくて、採れても小さい個体だけ、だからあまりなじみがない」

県によりますと、鮮魚店やスーパーに1年間で出回る魚は60種類ほど。
100種類以上が食卓に並んできた齋藤家では、こんな悩みも・・・。

母・香奈さん:
「段々珍しい魚が多くなり高級になってくるというのが大変なところ」

「(Q:いくら?)1万超え。今までで一番高級」

この日見つけられたのは、この1種類だけでした。

齋藤啓輔さん:
「結構重量感あって食べるのが楽しみです。(耳石が)取りにくそう。頭の形も結構特殊な方で」
 
   
  

 
        
      




