任期満了に伴う宮城県の南三陸町長選挙が、21日告示され、町の前総務課長で新人の千葉啓(ちば・ひらく)氏が無投票で初当選を果たしました。

任期満了に伴う南三陸町長選挙は、21日告示され、午後5時に立候補の受け付けが締め切られました。
その結果、千葉啓氏以外に立候補の届け出はなく、千葉氏が無投票で初当選を果たしました。

南三陸町長選での無投票は初めてです。

初当選を果たした千葉啓氏:
「復興完遂後の次の未来については、もう一度足元を見直して、農林水産業について頑張っていきたい」

千葉氏は、旧志津川町出身の59歳で町の農林水産課長や総務課長などを務めてきました。

現職で5期目の佐藤仁氏は、引退を表明していて、千葉氏は、農林水産業の活性化や子育て環境の整備などに力を入れると訴えていました。

千葉氏の任期は、11月6日からの4年間です。