仙台市にある宮城学院女子大学で12日、大学祭が開かれました。催しの一つとして企画されたプレゼン大会では、学生たちが女子大学の魅力や社会での女性の役割などについて発表しました。

仙台市青葉区にある宮城学院女子大学で開かれた大学祭。学生のバンド演奏や飲食の出店などが設けられ多くの人でにぎわいました。

このなかで去年に続き企画されたのが、学生によるプレゼン大会です。

「女子大が社会を変える」をテーマに4組の学生たちが女子大学の魅力や存在意義、社会における女性の役割などについて発表しました。
宮城学院女子大学英文学科1年生 須田灯さん:
「地域の女子大学の経営が難しくなっていることも理解できます。しかし、私は女子大学の共学化には反対の意見を持っています。なぜなら女子大学は社会にとって重要な役割を果たしていると考えるからです」

学生たちは体育教師に女性が少ない実態や夫婦別姓制度などについて女性の目線で自らの考えを主張していました。
訪れた人:
「女子大の存在が認められることも多様性の社会の変化の中では重要なテーマだと思った」
訪れた人:
「今まで深く考えたことはなかったが、女子大の特性を聞いてやはり必要なんだなと思った」

少子化が進むなか、宮城学院女子大学は来年4月に英語文化コミュニケーション学科の開設を予定していて、より魅力ある女子大学を目指したいと話しています。
