将棋に似た駒を使って4人で遊ぶ能登発祥の伝統娯楽=「ごいた」の全国大会が12日、仙台で開かれ、参加者が腕を競いました。

「ごいた」は、明治時代に考案され将棋に似た竹製の駒を使い、4人が2人1組となって対戦する石川県能登町発祥の伝統娯楽です。仙台市青葉区で12日開かれた全国大会には、10代から80代までおよそ90人が参加し試合を楽しみました。

配られた手駒を減らしていき、自分か味方の手駒がなくなったチームに点数が入るルールで、先に150点を獲得したチームが勝利です。

能登からの参加者:
「こういう大会だから久しぶりに顔を見た人もいるのでうれしい」
能登からの参加者:
「少しずつ輪が広がっていてうれしい」
「ごいた」は、かつて能登町の一部地域で親しまれていましたが、近年では宮城を含めボードゲームの愛好家の間で広がっているということです。参加した人たちは相手との駆け引きを楽しみながら熱戦を繰り広げていました。