大崎市で27日、親子連れらが昔ながらの手作業で稲刈りを体験し、収穫を喜びました。

大崎市鳴子温泉で行われた稲刈り交流会には、仙台や東京などからおよそ60人が参加しました。収穫したのは、2006年から地元のNPO法人「鳴子の米プロジェクト」が生産している低アミロース米の「ゆきむすび」です。

参加した人たちは慣れないカマを使いながらひと株ひと株イネを刈り取っていきました。

参加者:「コメになったらおいしく食べたい」
参加者:「農家が大変だと思うので手伝いができればいい」

「ゆきむすび」は農薬や化学肥料を通常の半分以下に抑えて栽培されていて、今年は高温や水不足による影響はなく品質も良いということです。

「鳴子の米プロジェクト」は去年11月地域の農業に貢献している団体などに贈られる「オリザ賞」の大賞を受賞しています。