雨不足が続くなか、宮城県石巻市で、雨をテーマとした企画展が、19日から始まり、降水量を測る装置などが紹介されています。

「雨展」と題した企画展は、国土交通省が全国14カ所を巡回し開催しているもので、宮城県石巻市は7カ所目となります。

画面の前に立った人の動きに合わせて光のように雨が降る映像など、雨への関心を高めてもらう様々な展示物が紹介されています。

気象庁が降水量を測定する「転倒ます型雨量計」は、升に一定量の水が溜まると左右に傾く仕組みで、傾いた回数によって雨の量を観測することが出来ます。

北上川下流河川事務所 岸本愛香流域治水課長:
「最近の水不足で雨は恵みの雨。(企画展で)あらゆる面を体感してもらい雨の仕組みについて知ってもらえれば」

この「雨展」は、8月25日まで、石巻市かわまち交流センターで開かれています。