スーパーマーケットや飲食店などに向け、最新の技術を活用した製品の展示会が14日から仙台で始まりました。
フードロスの削減につなげようと、食品の消費期限を延長できる機械も登場しました。

この展示会は、レジや計量器などを手がける「寺岡精工」が主催したもので、スーパーマーケットや食品工場、飲食店などに向け約200点の製品が並びました。

注目の一つが、「MAP包装」という技術で食品の鮮度を保ち消費期限を延長することができる包装機です。

寺岡精工包装事業部 堀内成久さん:
「MAP包装は窒素とか二酸化炭素、場合によっては、酸素を包装の中に封入することによって、菌の繁殖を抑制するという機能を有した包装です。コンビニではそういった商品がどんどん広がりつつある」

計量から包装、ラベルを付けるところまでの機能を一体化した、世界初の包装機です。狭い作業場でも設置できるようコンパクトな設計にしていて、フードロスの削減にもつなげたいとしています。

展示会では、飲食店向けの次世代のセルフオーダーシステムも登場しました。

村上晴香アナウンサー:
「わくわくオーダーというシステム。画面が大きいので見やすい。動画もあってわくわくする」

29インチの大画面で複数人で同時に操作でき利便性にも優れています。

展示会に訪れた人:
「使いやすいし、分かりやすい」
「この機械があれば、もっと効率良くとか、人をかけずに作れるなってところをイメージしながら見させてもらっている」

この展示会は、仙台市若林区卸町の仙台卸商センターサンフェスタで15日まで開かれています。