仙台市若林区と宮城野区にまたがる国道4号「箱堤交差点」は、慢性的な渋滞の解消を目指し苦竹ICから卸町交差点までの1.4キロが立体化され、2月9日に高架部分が開通しました。

仙台河川国道事務所の調査によりますと、付近の交通量は1日あたり6万2300台と立体化前に比べおよそ8%増加し、このうち7割が高架部分を通行していました。一方、箱堤交差点を先頭とする朝の通勤時間帯の渋滞は解消され、南進する車両が交差点付近の2キロを通過する際の走行時間はおよそ4分短縮されました。仙台河川国道事務所は今後、周辺の交通状況も確認し立体化による効果をさらに検証するとしています。