23日に卓球の国内リーグ「Tリーグ」のプレーオフが行われ、女子決勝では、張本美和選手が、チームの優勝に貢献しました。
ダブルス1試合、シングルス3試合で勝敗を決める「ノジマTリーグ」のプレーオフ、女子決勝。張本美和選手が所属する木下アビエル神奈川は、第1試合のダブルスを落とし、続くシングルスで張本選手が登場。相手は、今シーズン最多勝利の橋本帆乃香選手。1対1で迎えた第3ゲーム。ラリー戦に持ち込まれますが、強烈なスマッシュが決まるなどそこから4連続得点でこのゲームを奪います。
終盤まで接戦となった戦いを制した張本選手。勢いに乗ったチームは2年ぶりの優勝を果たし、張本選手が、初めてプレーオフのMVPに輝きました。また、兄の智和選手は、自身のシングルスを制しますが、チームの勝利にはつながらず、準優勝に終わりました。
その智和選手ですが、現在所属する琉球アスティーダとの契約が最終年となっています。4月以降は、早稲田大学に通いながら、トヨタ自動車の嘱託社員として入社しプレーすることを発表しました。
張本智和選手:
「トヨタ自動が、スポーツ選手に温かくて、より身近に感じたい、そして期待に応えたい」