そもそも「後発地震注意情報」とは
「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は2022年12月に運用が始まりました。北海道の根室沖から岩手県の三陸沖にかけてマグニチュード7クラス以上の地震が起きた際に発表されるもので、大規模地震の発生可能性が普段より高まっていることを住民に伝え「注意を促す」のが目的です。
対象地域は、北海道から千葉県にかけての182市町村で、宮城県は35全ての市町村が対象です。注意期間は、発表から1週間程度とされています。

導入の背景には、東日本大震災の教訓があります。2011年3月9日、三陸沖でマグニチュード7.3の地震が起きた2日後にマグニチュード9.0の地震が発生しました。これが「後発地震」です。