住民からの忘れられない言葉

未曽有の大災害での経験を語り続ける2人は、住民とのこんなやりとりが今も忘れられないといいます。

気仙沼警察署元署長 佐藤宏樹さん:
「ひげが伸びて本当に汚らしい姿になった…それを見た住民から『署長休め』と声をかけられたときは涙が出ました」

仙台南警察署 菅原仁刑事官:
「苦しい状況にも関わらず、市民の方々は私たちに『ありがとうございます』と深々と頭を下げる」

震災での警察と住民との絆の強さを象徴する場所が、気仙沼市の大谷小学校の前にあります。