新年の挨拶の多様化や郵便料金の値上げなどで年賀状を出す人が年々減少しています。こうした中、仙台市内の生活雑貨店ではいわゆる「年賀状じまい」を伝える商品が人気を集めています。

「年賀状じまい」シールが売り切れに

南真央記者:
「生活雑貨店の年賀用品のコーナーです。様々な種類の年賀状の取り扱いがあるんですが、なかでも今年売れているのがこちらの年賀じまいを伝えるハガキです。『本年をもって年賀状でのご挨拶を控えたい』と書いてあります」

青葉区のハンズ仙台店では今年は「年賀状じまい」の挨拶文が入ったはがきの品揃えを去年よりおよそ20種類増やしました。

ハンズ仙台店 陶山裕之さん:
「こちらが今年出していた年賀じまいのはがきのコーナーです。何種類かあります。きのうまではここに年賀じまいのシールがあったんですが、ご好評につき売り切れてしましました」

デザインや挨拶文をカスタマイズできるオーダーの年賀状にも注文時に「年賀状じまい」が選択できるようにしていて人気だといいます。

ハンズ仙台店 陶山裕之さん:
「年賀じまいを含めた年賀状の売り上げが対前年で135%、11月に関しては140%を超えるということで、かなりお客様からのニーズは高いといえますね」