旬を迎えた天然アワビを使った30品目以上のメニューを楽しめる特別フェアがこの冬、宮城県南三陸町内の飲食店や宿泊施設などで始まります。
天然アワビを使った海鮮丼に…、アワビの握り寿司。

南三陸町の観光交流施設で開かれた試食会には、町内22の飲食店や民宿などで提供される新メニューが並びました。この取り組みは、地元のアワビのおいしさをPRして観光客を呼び込もうと初めて企画され、参加する飲食店や民宿は、今回のフェアに合わせ独自のメニューを考案しました。

試食した人:
「ちょっとこりこりしてて、辛さとアワビの美味しさがマッチしていていいと思う」

南三陸町観光協会食の魅力プロモーション部会 及川満会長:
「イクラ、サケが全然取れなくなったこともあるが、アワビはアワビでこの時期の旬の食材なのでぜひ味わって欲しい」

南三陸町産のアワビは昔から質が良いとされていて、1928年の昭和天皇即位の儀式にも旧歌津町産の干しアワビが献上されています。「南三陸町産天然あわびフェア」は19日から来年2月末まで開かれます。