触れただけで皮膚がただれ食べれば死亡する恐れのある猛毒のキノコが仙台市内で見つかりました。まもなく秋のキノコ狩りシーズンを迎えますが、キノコを熟知する愛好家も注意をよびかけています。

■食べるのも触るのも絶対ダメなキノコ

仙台キノコ同好会の顧問を務める佐々木勲さんです。


60年以上のキノコ狩りの経験がある佐々木さんによると近年、宮城県内でも見られるようになった珍しい猛毒のキノコがあるといいます。


佐々木勲さん:
「これが猛毒のカエンタケです」


赤やオレンジに細長く伸びたキノコ。こちらがカエンタケです。大きさは、数センチから10センチ程で、地表近くで枝分かれし群生していることが多いといいます。


猛毒があり、食べるのはもちろん、さわることも危険だと佐々木さんは話します。


佐々木勲さん:
「食べると死にます。触れるとただれというようなことになる。私の知っている同好会員は(触ったところの皮膚が)硬くなってそこが剥がれて、また硬くなって剥がれてとなって、治るのに2年かかった」