芸術や音楽で被災地の復興を後押しするイベント、「リボーンアート・フェスティバル」が、8月20日から開幕します。
2017年に始まり、今回で3回目を迎えた「リボーンアート・フェスティバル」。国内外で活躍する21組のアーティストが、宮城県石巻市の中心市街地や渡波地区など5つのエリアに、およそ30点のアート作品を展示します。

灯台をイメージしたこちらの作品は、高さがおよそ7・5mあり、「石巻タワー」と名付けられました。今回初めて会場となった南浜地区の津波復興祈念公園のそばに設置されています。
制作した芸術家・川俣正さん:
「津波で流されたものを、何か立ち上がるものが欲しいと思った。塔は意志を感じる。上に向かっていくということもあって」
リボーンアート・フェスティバルは、8月20日から10月2日までの開催です。
期間中は、音楽イベントのほか、地元食材の料理を提供するレストランも開設されます。