野外活動などが活発になる夏休みを前に、宮城県川崎町の釜房ダムの周辺で10日、安全点検が行われました。

川崎町の釜房ダムで行われた安全点検では、ダムの管理所の職員らが巡視船に乗って貯水池の周辺やえん堤などに破損箇所がないか確認しました。また、カヌーや魚釣りで人が立ち入りそうな場所に危険箇所がないかなどを目視で点検しました。

この安全点検は、夏休みに入るとキャンプや山登りなど多くの人がダムの周辺施設を利用することが見込まれるため、事故を未然に防ごうと、毎年行われています。
釜房ダム管理所 斎藤巧所長:
「河川ですと、海の砂浜と違い急に深くなることがありますので、ダム湖の川岸を歩く際には、十分足元を確認して通っていただけたらと思います」

点検の結果、危険箇所は見つかりませんでした。今後も日常の点検などで問題があると判断された箇所は、修繕や立ち入り規制をすることにしています。