仙台市中央卸売市場では1日、水産物のセリを担う新人のセリ人2人が、市場デビューを果たしました。
午前6時前の仙台市中央卸売市場。仙台水産に2022年に入社し、セリ人デビューする庄司理宇さん(24)と須藤寛顕さん(24)の姿がありました。

仙台水産 須藤寛顕さん:
「緊張に負けないよう頑張っていきたい」
須藤さんが初めてセリにかけるのはマグロです。
2年間の実務経験と今年5月に行われた試験に合格しようやくデビューを迎えた2人。庄司さんも、クジラやカニなどのセリを無事成立させました。

仲買人:
「上手だよお前、うまかったよ」
仙台水産 須藤寛顕さん
「いやーなんとか、やれたー。やり切れた感じがしています」

庄司理宇さん:
「これから毎日やってゆくので頑張ります」

新人セリ人の2人は、これから、市場に入荷される水産物の流通を担っていきます。