石ノ森章太郎さんの「マンガランド構想」

石巻市は、マンガを活かしたまちづくりに取り組んでいます。およそ30年前、宮城県出身の漫画家、石ノ森章太郎さんが市と共に「マンガランド基本構想」を発表したのがきっかけです。

「仮面ライダー」や「サイボーグ009」など数々の人気作で知られる宮城県登米市出身の漫画家、石ノ森章太郎さん。学生時代、自転車で3時間かけて石巻市の映画館まで通い映画を見ていたと言います。

1995年、当時の石巻市長との対談の中で、シャッター街となっている中心市街地を漫画を通して活性化させようと「マンガランド構想」が持ち上がりました。

中心的な役割を担っているのは石ノ森萬画館ですが、運営会社では、漫画やアニメ制作をより身近に感じてもらいたいとヒトコマをオープンさせました。この施設、体験だけが魅力ではありません。