新たな雇用創出などを目指します。宮城県気仙沼市の大島で、廃校となった中学校の校舎を活用したサテライトオフィスが完成し23日、開所式が行われました。
気仙沼市の大島に完成したのは「大島アスナロウ荘」で、23日は市の関係者などが集まりオープンを祝いました。

「大島アスナロウ荘」は新たな産業や雇用の創出などを目指し、首都圏の企業向けのサテライトオフィスとして市が整備しました。2022年3月末に閉校した旧大島中学校の2階およそ630平方メートルを改修したオフィスには、事業者が活用できる6部屋が用意されたほか、16席あるブース貸しのシェアオフィスなども設けられていて、すでにアニメ制作関連など東京の企業2社の入居が決まっています。

式では、オープンを記念してアスナロの木の植樹も行われました。

入居するIT企業Givee 村上卓斗代表:
「人口が減少してる中で、大島の美しさだったり成長しやすい環境みたいなところを世の中に広めていきたい」
気仙沼市内で廃校になった校舎を活用したオフィスが開設されるのは唐桑地区にある「こはらぎ荘」に次いで2か所目です。







