15日未明、福島県沖で強い地震があり、宮城県内では最大震度4を観測し、2人がけがをしました。気象庁は、今後1週間ほどは最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。
15日午前0時14分頃、福島県沖を震源とする最大震度5弱の強い地震がありました。震源の深さはおよそ50キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.8と推定されます。宮城県内では、仙台市青葉区、白石市、名取市などで最大震度4を観測しました。津波はありませんでした。

消防によりますと、白石市の40代の女性が、地震で割れたコップで左手を切るけがをしたということです。また、仙台市によりますと、この地震で市内に住む70代の女性がベッドから転倒し、あごを打つ軽いけがをしました。

県内で震度4以上の地震は、去年11月6日以来、およそ4か月ぶりです。
気象庁は、今後1週間ほどは最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。