静岡市では6月12日、ウクライナからの避難民が交流する場が設けられ、17人の避難民が参加しました。不慣れな土地で暮らす避難民同士の新たなつながりと、安心をもたらそうと静岡市のボランティア団体が企画しました。

侵攻前から県内に暮らすウクライナ人女性たちが避難民のために用意したのは郷土料理「ボルシチ」。温かい母国の味に自然と笑みがこぼれます。

午後は子どもたちのために用意されたミニ四駆を走らせたり、パラリンピックでおなじみの「ボッチャ」をみんなで楽しんだり、自由な時間を満喫しました。

ウクライナのリビウから浜松に避難してきたシャルコ・ソフィアさん18歳の大学生です。母国で大学に通いながら、メイクアップの仕事を始めたばかりだったというソフィアさん、日本での避難生活も3カ月近くになります。

<シャルコ・ソフィアさん>「今は家族と離れているので、とても辛いですが、交流会に来て、皆さんそれぞれ辛い思いをしていることを共有できたことで、心が落ち着いた。また、日本にいることも感謝しているし、日本人の皆さんと話しをするのが大好きですが、言葉が通じる人と話をすることが一番落ち着きます」

今回のような大規模な交流会は避難してから初めてでした。

<県社会福祉協議会 高橋邦典常務理事>「会場で賑やかにに話している風景を目の当たりにして、(交流会を)開いてよかったなと一安心している」

ウクライナからの避難民はさらに増えていくことが予想され、主催したボランティア団体は、今後も交流会を開いていきたいと話しています。