国内で最も歴史のあるユース年代の国際サッカー大会「SBSカップ」は8月20日が最終日。3日間にわたり、未来のスター選手たちによって熱い戦いが繰り広げられました。

4チーム総当たりで争うこの大会。最終日のU-18日本代表対U-20関東大学選抜の一戦が優勝決定戦となりました。

先制は、関東大学選抜。前半17分にDFからのボールを受けた10番、静岡学園出身の松永颯汰が個人技で魅せます(1―0)。

さらにその2分後、大きくサイドチェンジしたボールを高橋輝がトラップし、そのまま持ち込みサイドネットに突き刺し追加点(2―0)。

U-18日本代表は後半、静学のエース神田奏真を投入し、ここから反撃開始!後半2分、コーナーキックのチャンスにキャプテンの桒原陸人が合わせ1点差に(2―1)。

さらに後半31分、静学のGK中村圭佑からのロングフィードを神田奏真が流し、抜け出した塩貝健人が粘って同点弾(2―2)!

しかし、U-18日本代表の反撃もここまで。試合は2−2でタイムアップになった時点で関東大学選抜が優勝。関東大学選抜はその後のPK戦を5―3で制しました。

静岡ユースは、3日目のU-18韓国代表に勝利しましたが、結果は3位で大会を終えました。