静岡県内では5月27日朝、大気の状態が不安定となり、各地で大雨となりました。富士市では突風が吹き、飛ばされた屋根が車を直撃し、運転手がけがをしています。

 新幹線の新富士駅から西へおよそ2km、富士市宮下地区です。金属加工工場の屋根が飛ばされ、付近を走っていた車を直撃しました。飛ばされた屋根は幅1.5m、長さ14mほど。車の運転席側のドアに突き刺さり、車は弾みで道路わきの田んぼに突っ込みました。
<車に乗っていた男性>「ふって見たら、右側から白いものが飛んできて、右のドアに当たって、警察が1回転半したって言ってました。右のドアに穴があいているんですよ。視界は数mないぐらい。ドーンですね。ドーンとぶつかって、エアバッグがバーンってはねて」
 男性は割れたガラスで頭や顔、両腕などにけがをして病院へ運ばれましたが、命に別状はないということです。富士市では住宅4棟で瓦や窓ガラスに被害があり、事業所2棟で屋根が飛ばされました。また、一時およそ1万7000軒で停電しました。
 県内では、朝方、各地で大雨となりました。静岡市清水区では午前9時10分までの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨が降り、5月としては観測史上最大となりました。浜松市では市内を流れる芳川の水位が上昇し、はん濫危険水位に達しました。浜松市は中区、東区、南区の一部およそ4万6000世帯に一時、避難指示を発令しました。