静岡県東部の強豪校の部活で体罰です。沼津市にある私立飛龍高校の野球部で指導者による体罰などがあったことがわかりました。学校側は保護者に説明し、県高野連にも報告しました。

<SNSにあげられた音声>
「こらぁ、おいっ」

SNSにあがる部員が体罰を受けたとされる音声です。体罰などがあったのは飛龍高校の野球部で、先週開かれた野球部の保護者会で学校側が説明しました。

<飛龍高校 小畑浩校長>
「ここにおります副校長、それから教頭で、一人一人個別にですね、きちんとお話を伺いました。その時点で、これは少なからず、体罰暴言等があると私の方で認識しましたので」

暴言、体罰に関わったのは監督、副部長、コーチの3人です。関係者によりますと、部員を蹴ったり、平手打ちしたり、至近距離からノックし、素手で受けさせたりする体罰のほか、差別的な発言もあったということです。体罰や暴言は部員からの相談で発覚しました。

<飛龍高校 小畑浩校長>
「学年主任に相談があったと。非常にいま僕はどうしていいかわからないということで、すごく悩んでいると。練習にも参加できる状態ではないことで、それはまずいという話になりまして」

SBSの取材に対し、飛龍高校は野球部内で暴言や体罰があったことを認めました。学校側によりますと、監督からは生徒が練習に参加できなくなるような暴言。

副部長・コーチからは生徒を殴る・蹴るの暴力。差別的な発言は確認しましたが、至近距離からのノックは確認できなかったということです。

齊藤浩幸副校長はSBSの取材に対し、「生徒や保護者に精神的、肉体的な苦痛を感じさせた責任を感じています。二度とこうしたことを起こさないように指導体制を構築していきます」としています。

飛龍高校は静岡県高野連にも報告をしていて、今後、3人の処分を決定するということです。

静岡県高野連は「現在詳細を確認中です。確認した場合は、日本高野連に報告する」としています。